昨日はTOKYO URBAN LIFE 2006の一環として銀座で行われた「照明後進国日本−いかに照明センスを磨くか」に参加。
講師は元ヤマギワの社員で今は照明デザイナーや様々な場で講師として活躍する河原武儀氏。3時間の結構長いセミナーだったが、なかなか楽しめました。前半は主に日本の照明の歴史についてで、千利休が日光の入り具合まで計算して茶を芸術に高めていた話や、昔の日本家屋は玉砂利やしっくいの天井・壁、障子などをうまく利用して日光を反射・拡散させていたという話で、なるほどと感心。谷崎潤一郎の著書「陰翳礼讃」にもるように、日本人は昔は本当にうまく陰影を利用して生活していたはず。それが、今では蛍光灯の明るさばかり強調した照明で、どうなっているのか?と河原氏も嘆いていました。
後半は、簡単な器具を使って様々な照明の実験がメイン。蛍光灯は青系の色を美しく見せ、白熱灯は赤系の色を鮮やかに見せるということで、実際に実験をしたのだが、その通り見事に鮮やかさが違っていてビックリ。この結果からも蛍光灯をメインにしている部屋のカーテンは青系の色がよく、白熱灯をメインにしている部屋のカーテンは赤系の色がいいらしいです。
今回のセミナーは机上の話ではなく、実験をいろいろ用いていただいたおかげで、実感として理解が出来、◎です。
2006年11月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/26593938
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/26593938
この記事へのトラックバック


